ワタシは常々、自分には “席運” がないと思っている。

ep1
躾のなっていないガキ…もとい、お子さまは嫌いなので、ファミリー層が利用するような飲食店には極力入らないようにしている…のに!
後から隣席にガキお子さま連れが座ること多し。

ep2
苦手な音がたくさんある。例えば鼻水をすする音、特に粘着性の高いであろう鼻水の音がとてつもなく嫌い。すすってるヤツがいたら「鼻かめよ!」と首を絞めたくなる衝動に駆られるほどだ。
なのに! 満員の地下鉄で、そういうヤツが決まって背後に立つ。

そんな席運に恵まれないワタシが、昨日、ホテルの送迎バスに乗ったら、そう、もちろん。真後ろの席のオネエチャン二人のお喋りが、一時間ずーっと続いたわけで。
コロナ禍の黙乗なんて、全国旅行支援のイケイケには存在しないのだ。

そして今日。帰りの送迎バスの真後ろは…韓国人のカップル。もう、ある意味、期待通りか。とても大きなお声の韓国語にトドメは男性のゲップと、何とも素晴らしい全国旅行支援の締めくくりとなったわけで。
これも偏に、ワタシの普段の行いの成せる技か。

ホテルの朝ごはんに出た “五四〇” 奇跡のじゃが芋ならぬ、奇跡の席運。

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……お後がよろしいようで。